ペリー・ユン（音楽家、俳優、尺八職人）は、2014年にACCフェローシップを受け、師匠の素川欣也氏に尺八を学び、古式尺八の研究を行いました。東京、京都、大阪、茨城で尺八の歴史家、職人、演奏家と交流し、吹禅の尺八奏法で知られる虚無僧の音楽を調査しました。フェローシップの後、彼は次のように書いています。「文化的にも芸術的にも、より深いつながりを感じています。古曲の特質やニュアンス、また、仏教や禅の哲学がどのように形に表れているのかをより意識するようになりました。」このつながりが、家族と喪失感についての瞑想でも表れているようです。

 

この瞑想のビデオは4月1日に作られました。私の大叔父フィリップが新型コロナウィルスにより他界した翌日です。このような時代の中、私はこれまで以上に自分の芸術活動とのつながりをより深く感じています。その日、彼の息子のエドワードにこのビデオをシェアしました。エドワードは、それが彼の心を落ち着かせてくれたと言っていました。


「グランティからの寄稿」は、アーティスト、専門家、また文化のアンバサダーとしての国際的なコミュニティにおけるACCのアルムナイの声をシェアするためのプラットフォームです。これは、世界中の言葉、映像、映像、音を通した文化交流です。私たちの身体が旅をすることはできなくても、私たちの心は出会うことができます。