マニラ（フィリピン）

マニラに拠点を置くACCフィリピンオフィスは、フィリピンと米国、およびフィリピンと他のアジア諸国との間の有意義な文化交流のための機会を、アーティストや研究者、アートの専門家に提供しています。1963年以来、フィリピンでは、300人を超える方々を支援してきています。ときに、ACCのグランティ（助成受給者）が米国とアジア諸国へ出かけられる際に必要な情報を提供し、文化のコミュニティにおける媒介者としての役割を担いながら、フィリピンにおいて、個人や支援団体からの助成や寄附、そして、イベント開催によるファンドレイズ（寄付金募集）によって活動を続けています。

2000年、設立理事として就任するアーネスト・L・エスカラー、マリア・イザベル・G・オンピン、イザベル・カロ・ウィルソン、ジョージー・クルズ・ナトリ、デビッド・ロックフェラー・ジュニアにより、ACCフィリピンオフィスとACCフィリピン財団が設立されました。ACCフィリピン財団はフィリピンの活発でエキサイティングなアート業界創造のため、資金調達や国際交流活動の発展の提唱を行っています。また、ACCフィリピン財団は、グランティやACCフィリピン財団の理事、支援者を称えるとともに、それらの皆様の支援によって、毎年オークションやファンドレイズのイベントを開催しています。