助成事業(フェローシップ&グラント)
現在申請は受け付けておりません。次回の募集期は2025年秋頃を予定しております。
アジアン・カルチュラル・カウンシルは、アーティストや研究者、アートの専門家がアートの分野における文化交流活動を支援するためのフェローシップ(研究奨学金)やグラント(助成金)を提供しています。
調査、研修、研究、探求といったプロセスに主眼をおいた活動など、没頭・集中できる文化体験の機会、人と人の関係性の強化、コラボレーション、専門分野における技能や知識の交換といった活動が最も重要であると考えます。よって、ACCはツアーや公演・展覧会の開催、出版や作品制作といった制作に主眼がおいた活動の支援を目的としておりません。
また資金の提供以外に、ACCはグラント受給者に渡航滞在での行動計画における支援やアドバイスも行っています。支援の内容はグラントのタイプや渡航先、また各グラント受給者の活動内容によっても異なりますが、主に、訪問先や参加イベントや活動のアドバイス、現地の専門分野の連絡先の紹介、国際的に広がるACCのグランティやパートナーへの紹介などを行い、そして、米国への渡航者においてはJ-1 ビザの提供を行っています。ACCは、1964年以来、6,000件もの交流活動を支援してまいりました。資金の提供とともに、アドバイス、フィードバック、人への紹介などが一体となり、ACCのプログラムはグラント提供期間を超えた異文化間の結びつきをより強固にしていく関係性を作り上げているのです。
ニューヨーク・フェローシップ
ニューヨークを拠点とした6ヶ月間のフェローシッププログラム。ACCのスタッフが滞在のためのサポートやプログラムのアドバイスを提供します。的を絞った調査研究プロジェクトのほか、自由な探求を行うことができます。
個人フェローシップ
1ヶ月から6ヶ月の範囲で、個人または少人数のコラボラーターとの協働で行う自主的な調査研究への支援プログラム。地域によって、ACCスタッフからのアドバイスやサポートが受けられます。
大学院フェローシップ
アジア地域から米国の大学院に留学する学生の生活費を支援。母国では研究の機会がない分野を学ぶ学生、または、母国において評価が進んでいない研究分野の学生が優先されます。
団体助成
団体助成は主に、ACCの「個人フェローシップ」受給者と同様の体験(異文化に身を置き、調査研究、専門的な研修、同分野で活動する人々との情報交換やその他のプロセスを重視した活動)を通して、特定のプロジェクト参加者の文化交流の機会を支援するものです。