2020年10月8日(木) 18:00より配信スタートのinDialogueは、ダンス批評家の武藤大祐さん(2005年グランティ)をファシリテーターに、「コロナ禍とダンス:場のコレオグラフィー」というテーマで、劇作家、演出家の羊屋白玉さん(2000年)、NPO法人DANCE BOXプログラム・ディレクターの横堀ふみさん(2008年)にご出演いただきます。
劇場という場の枠組みを超え、また、「ダンス」や「演劇」という分野にとらわれず、身体性を持った表現を通して人々が出会い、学び、交流する「場づくり」をしてきた3名に、コロナ禍における、地域社会とアーティストの活動の関係、場づくりの重要性と他者との関わりについてお話いただきます。
inDialogue: 羊屋白玉 × 武藤大祐 × 横堀ふみ
コロナ禍とダンス:場のコレオグラフィー
ライブ配信日時:2020年10月8日(木) 18:00-19:00 (トークの終わりにおいて視聴者とのQ&A*有り。)
配信形式、視聴方法:ACC Japan's YouTube channelよりライブ配信。
配信URL:https://youtu.be/rbTaN3jkKB0
*参加費無料、事前登録不要
*収録アーカイブはYouTubeに公開します。
*Q&Aへの投稿の仕方:YouTubeチャットより視聴者からの質問を受け付けます。事前のGoogleアカウント及びYouTubeアカウント登録が必要です。詳しくはこちら
羊屋白玉(ひつじや・しろたま)(ACC2000年グランティ)
札幌出身。「指輪ホテル」芸術監督。演出家、劇作家、俳優。女子美術大学講師。ソーシャルワーカー。「サッポロダンスコレクティヴ」ゲストディレクター。北海道アーティストユニオンスタディーズ(HAUS)メンバー。 アジアの女性舞台芸術家たちとのコレクティブを目指すアジア女性舞台芸術会議(亜女会)共同代表。
劇場での演劇やダンス公演は、アメリカやヨーロッパツアーに及び、現代美術の芸術祭では、海や街や列車など、その土地の風景の中で演劇作品を発表している。2013、16年『瀬戸内国際芸術祭』2014年『中房総国際芸術祭』、2017年『札幌国際芸術祭』など。
リサーチやインタビューを通して、社会学や民俗学に基づいた、生活史のアーカイヴ作りをしながら、歴史における発展と保存の対立の中、どのようにバランスのとれた未来をつくってゆけるか。を、ミッションとしている。ニューズウィーク日本誌で「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれている。2000年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受け米国に滞在。
武藤大祐(むとう・だいすけ)(ACC2005年グランティ)
ダンス批評家、群馬県立女子大学准教授、振付家。
近現代アジア舞踊史、および振付の理論を研究している。2005年度にアジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受け、ニューヨークに滞在。共著書に『バレエとダンスの歴史』(平凡社、2012年)、『Choreography and Corporeality』(Palgrave Macmillan、2016年)など、主な論文に「デニショーン舞踊団のアジア巡演におけるヴァナキュラーな舞踊文化との接触」(『舞踊學』第43号、2020年)、「限界集落の芸能と現代アーティストの参加」(『群馬県立女子大学紀要』第40号、2019)、振付作品「来る、きっと来る」(2013)など。「三陸国際芸術祭」海外芸能プログラムディレクター、「放課後ダイバーシティ・ダンス」ディレクター。
横堀ふみ(よこぼり・ふみ)(ACC2008年グランティ)
NPO法人DANCE BOXプログラム・ディレクター。神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸が活動拠点。
ダンス・プログラムを中心に、ほぼ全ての作品/企画を滞在制作によって実施する。同時に、世界の様々な地域をルーツとする多文化が混在する新長田にて、独自の国際プログラムを志向する。新長田アートマフィア仕掛人・構成員。特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事。2008年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受け米国および東南アジアに滞在。
(Photo by Junpei Iwamoto)
主催:一般財団法人アジアン・カルチュラル・カウンシル日本財団
協力:山吹ファクトリー
ACCの日本プログラムは公益財団法人セゾン文化財団、および、公益社団法人企業メセナ協議会の助成をいただいております。