ACCの理事にスーザン・ロックフェラー氏が新たに加わりましたことを喜んでご報告いたします。氏は、数々の賞を受賞したドキュメンタリー映画制作者であり、アーティストであり、また自然保護活動家でもあります。
私たちは、国際的なアートコミュニティに対する彼女の揺るぎないサポートに、常に刺激を受けています。

私の名前はスーザン・ロックフェラー、ACC理事の新メンバーです。ACCという芸術家、慈善家、芸術支援者の素晴らしいエコシステムの一員であることを誇りに思っています。COVID-19の危機に瀕しているこの時代は、芸術を支援する私たち皆への大きな警鐘でもあります。6,000人のグランティと共に、情熱と美しさを活かした仕事をしていきましょう。

スーザン・ロックフェラー氏はACC理事としては新任となりますが、長年ACCファミリーの一員でした。過去10年間、夫でありACCの理事であるデビット・ロックフェラー・ジュニアと共にアジア各地を旅し、ACCのグランティやアルムナイに会ってきました。氏は、今年3月初旬に行われたフィランソロピーと芸術に関するパネルにおいて以下のように語りました。

「ACCが可能にした文化交流への支援について学ぶことはとても素晴らしい行程でした。そして、私たちの世界で今起こっていることを考えた時、私たちは、ナショナリズムや外国人恐怖症の観点で自らを格納したり保護したりするのではなく、橋を架ける必要があります。
アートは、今こそ重要なアイデアについての意識を高めるため、インスピレーションを与える役割を果たすことができます。"アーティヴィズム"、つまり活動家としてのアーティストに関して人々が話しているように、彼らは科学や芸術、また今何が起こっているかの時代性を見て、それを表現しています。」

私たちは、このようなことを世界中のあらゆる分野のアーティストの映像を通して目にし、危機的な問題をめぐる対話を促し、孤立の中で必要とされる人々との繋がりのためのプラットフォームを作ってきました。アーティストは、私たちのグローバル・コミュニティに力を与え、インスピレーションを与え、内観や、希望を与え続けています。彼らは、現在の世界の分断において、不可欠なコネクターであり、私たちもまた彼らの未来を確実にするために不可欠な存在なのです。