アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)は、2021年12月末をもって、27年間ACCに勤務したセシリー・D・クックが退職することをお知らせします。
1994年にACCのプログラムオフィサーとして着任する前は、Refugee Arts Group(難民アートグループ)のディレクターとして、カンボジア、ラオス、ベトナムの難民アーティストとの活動に従事し、ACCのグランティであるサム・アン・サム(Sam-Ang-Sam)とCambodian Artists Project(カンボジアン・アーティスト・プロジェクト)の共同ディレクターを務めました。ACCでの在職期間中、セシリーは何百人ものグランティやアルムナイ、また数え切れないほどの個人や協力団体と密接に関わり仕事をしてきました。アジアと米国に広がる国際的なコミュニティが彼女のACCでの経験を特徴づけています。
「ACCで働くことは、私の人生の中で大きな名誉のひとつだと考えています。日々新しいことを学び、世界で最も興味深く、情熱的で創造的な、無限の可能性を持つ人たちと一緒に働く機会を得ました。国境を越えたつながりや、理解、尊敬を築くという、私が心から信じるミッションに携われたことに深く感謝しています。ACCが提供する助成金には、誰もが文化交流を通じて変容する可能性を持っているという信念が込められています。
米国とアジアの同僚や協力者の皆様からは多くのことを学ばせてもらいました。彼らの寛容さと忍耐力に感謝しています。また、ACCの活動とレガシーに貢献できたこと、そして長年一緒に仕事をしてきた多くのグランティの人生に少しでも貢献できたことを誇りに思います。 フェローシップの終わりにいつも言っていることですが、これはお別れではありません。近いうちに、それがどこであろうとも、またお会いできることを楽しみにしています。」
セシリー D. クック Cecily D. Cook
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)