この度、寺田航平氏が、11月25日付で一般財団法人アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)日本財団の理事に就任致しましたことをお知らせします。

寺田航平氏は、寺田倉庫株式会社(東京都品川区) 代表取締役社長として、美術品の保管事業を展開し、地域と協力してアートによるまちづくりに取り組まれています。倉庫スペースを活用したミュージアムやギャラリーコンプレックスの運営、国際的なアートフェアとの連携イベントの開催など、多岐にわたる活動を行っています。さらに、新進アーティストの発掘を目的とした現代アートアウォード「TERRADA ART AWARD」の主催や、若手アーティストの作品を展示・販売する「WHAT CAFE」の運営など、アーティストのキャリア形成を支援する活動にも力を入れておられます。

ACC日本財団はニューヨークのACC本部やアジア地域のオフィスと連携し、日本と米国、および日本と他のアジア諸国との間の有意義な文化交流のための機会を、アーティストや研究者、アートの専門家に提供しています。1963年以来、日本では、600人を超える方々を支援してまいりました。日本のアート界の活性化に尽力されてこられた寺田航平氏をACC日本財団に迎え、ACCは一層活動を加速させて参ります。

一般財団法人アジアン・カルチュラル・カウンシル日本財団
代表理事 麻生和子
 



■寺田航平(てらだこうへい)氏について
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、三菱商事に入社。1999年三菱商事を退社し、寺田倉庫に入社。2000年、IT企業ビットアイルを設立し代表取締役社⻑CEOに就任。2018年寺田倉庫株式会社取締役社長COOを経て2019年6月より寺田倉庫株式会社代表取締役社長(現任)。美術品、ワイン、映像・音楽コンテンツの保管事業、天王洲を中心としたエリアマネジメントを事業基盤とし、近年は現代アートのコレクターズミュージアム、若手アーティストを支援するアートギャラリーカフェ、アート複合施設など芸術文化発信施設の運営も手掛ける。2023年4月より公益社団法人経済同友会 副代表幹事(現任)。

■就任のご挨拶
この度ACC日本財団の理事に就任いたしました寺田航平です。
日本と世界の文化の架け橋である当財団の一員として、日本のアート業界の更なる発展に向けて、微力ではありますが、誠心誠意努力して参りたいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。