鈴木みのりさんが、ニューヨークにて6ヶ月のフェローシップを開始しました。
文学や芸術の実践を通して、アメリカでマイノリティの物語がどのように語られてきたかを調査し、日本語における、新しいまたはオルタナティブな語りや文体を発見することを目指します。また、周縁化された人々の物語に焦点を当てた文学やアートに関わるアーティストや研究者、団体との交流を通し、あらゆる立場の人たちに開かれた文化コミュニティの構築についても考察します。
プロフィール
文学や映画に関する批評的なエッセイを、ジェンダー、セクシュアリティ、フェミニズムに関する視点から執筆。論考は、共同通信文芸時評、朝日新聞論壇時評などで選出されている。小説「トランジット」(すばる、2023年)や「ほころび」(「早稲田文学増刊「家族」、2022年)を発表。第22回AAF戯曲賞(愛知県芸術劇場主催、2022年)の審査員を務める。