日本のACCグランティ データベース
ACCでは、過去に助成(グラント)をさせていただいた方々のことをグランティと呼んでいます。ACCのグランティは、経験抱負なベテランから、未来に羽ばたく才能まで、また、考古学、建築、工芸、アートアドミニストレーション、批評、ダンス、作曲、コンセプチュアルアート、修復、映像、インスタレーション、音楽、ニューメディア、絵画、写真、版画、彫刻、ビデオ、など、実に多種多様な専門領域を持ちます。全ての方々は、ACCにおける公平かつ厳正な審査によって毎年選出されます。
こちらのページでは日本のグランティを紹介させていただいております。
世界各国に広がる全てのACCグランティはこちらで検索可能です。
◆ ニューヨーク・フェローシップ - New York Fellowship (米国・6ヶ月)
毒山凡太朗 Bontaro DOKUYAMA ビジュアルアート
明治維新後から第二次世界大戦を経て現在に至るまでの、アメリカ国内での日系移民の歴史と文化継承に焦点を当て、日本からの移民とその文化がアメリカ社会と美術に与えた影響とその現状を調査。
Blanchette Hooker Rockefeller (BHR) Memorial Fellow *1
半田颯哉 Souya HANDA キュレーション
広島を巡る芸術的実践に多角的な視点を与えるマンハッタン計画の現地調査、ポストコロニアルをテーマに活動する在米アジア系アーティストのリサーチ、ならびに日系アーティストとの交流、ネットワークの構築。
關智子 SEKI Tomoko 芸術批評
アメリカ演劇の現地調査と情報収集を行い、ヨーロッパおよび⽇本の演劇との⽐較研究とそれぞれの特徴の把握と理解を深める。
ACC/Saison Foundation Fellow *2
鈴木みのり SUZUKI Minori 文学
アメリカの文学や芸術の実践、また文化コミュニティの調査を通して、マイノリティの物語がどのように語られてきたかをリサーチし、日本語における、新しいまたはオルタナティブな語りや文体の発見を目指す
梅沢英樹 Hideki UMEZAWA 音楽
現代における「環境」という言葉の意味の変化を考察すると同時に、近代美術史やサウンドアートの文脈で環境的アプローチをとった作品群の調査やサウンドアートのアーカイブ等を調査。
八幡亜樹 Aki YAHATA 映画・ビデオ・写真
「ロードムービー」、「移民の歴史と現在」、「イメージ療法」、アメリカ原住民や移民コミュニティにおける「手食文化」の4つのキーワードを軸にリサーチを行い、新たな形式や構造による作品制作を目指す。
◆ 団体助成 - Grants to Institutions
ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション Bridge for the Arts and Education 演劇
日本とマレーシアの国際共同制作に伴い、アジアの古典芸能を通して『死と再生』について思考し、動き、音を出すワークショップを行い、その成果を共有する公開稽古、トークセッションを開催。
ACC/Saison Foundation Fellow *2
ドント・フォロー・ザ・ウィンド Don't Follow the Wind ビジュアルアート
アメリカのアーティストとキュレーターが来日して「ドント・フォロー・ザ・ウィンド」の今後の展覧会に関する現地調査を実施すると同時に、避難住⺠との交流を行う。
◆ 個人フェローシップ - Individual Fellowship
以下は米国の審査員により選出され、ACC日本グラントプログラムが支援するフェローです。
アレクサンダー・デュボヴォイ Alexander DUBOVOY(米国→日本、4ヶ月) 音楽
日本の文化と音楽の理解を深めると同時に、郡上八幡市で米や酒の生産にまつわる労働歌の伝統を学び、酒造りの実践とフィールドレコーディングに基づいた新しい音楽の共同制作を計画。
エダ・キミ Kimi MAEDA(米国→日本、6ヶ月) 演劇
島根県の古民家を舞台にしたプロジェクト『一憶ハウス』の一環として、この家に関するリサーチとオーラルヒストリーの収集を行い、インスタレーションの設計と製作を開始。
コト・マエサカ Koto MAESAKA(米国→日本、2ヶ月) 音楽
アイヌ文化における音楽と舞踊の役割、岩手県の和太鼓の文化的意義や盛岡さんさ踊りとのつながり、徳島の阿波おどりの歴史的発展や各動作の文化的意義、地域社会に与えた影響を調査。
*1「Blanchette Hooker Rockefeller (BHR) Memorial Fellow」は、ビジュアルアート分野において特に高い評価を得たグランティに授与しています。
*2「ACC/Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
◆ニューヨーク・フェローシップ – New York Fellowship (ニューヨーク 6ヶ月)
ナイル・ケティング Nile Koetting ビジュアルアート部門
第一次大戦後のニューヨークを中心とした「反芸術」の中で生まれた領域横断的な表現を模索する動きについて、また、その現代に至るまでの軌跡と可能性を調査。
山口崇洋 (やんツー) Takahiro Yamaguchi (yang02) ビジュアルアート部門
今日の「メディアアート」の起源としてのE.A.T.(Experiments in Arts and Technology)の活動についての調査、及び、テクノロジーの問題を扱うNYのアーティスト達との交流。
Blanchette Hooker Rockefeller (BHR) Memorial Fellowship
◆ 個人フェローシップ – Individual Fellowship
福原冠、三橋俊平 Kan Fukuhara and Shumpei Mitsuhashi パフォーミングアーツ部門(演劇及びダンス)
米国にて2ヶ月間のコラボレーターを伴う個人フェローシップ。NYにある様々な「稽古場」においてどのような創作、ワークショップ、レッスン、授業が行われているのか、稽古における俳優とダンサーのあり方についての調査。ACC Saison Foundation Fellow *
ユニ・ホン・シャープ Yuni HONG CHARPE パフォーミングアーツ部門/ビジュアルアート部門
韓国にて2ヶ月間の個人フェローシップ。翻訳という形式の持つ暴力性/ホスピタリティーに着目し、日本語と韓国語がどのように翻訳されあってきたかを調査。また「植民地主義的暴力とそのトラウマを癒すこと」をテーマに韓国で社会的・文化的に「癒し」がどう表象されてきたかを調査。翻訳・通訳者の平野暁人氏が調査に一部協力参加する。
ACC Saison Foundation Fellow *
小林勇輝 Yuki Kobayashi ビジュアルアート部門
香港にて6ヶ月間の個人フェローシップ。中国武術「詠春拳」を題材にした長期プロジェクトを発展させるための調査、及び、香港を拠点に活動するパフォーマンスアーティストとの交流。
森 円花 Madoka Mori 音楽部門
米国にて4ヶ月間の個人フェローシップ。ニューヨークにおいて、異文化交流による自身の新しい音楽語法の発見、また、多様な芸術とコンテンポラリーミュージックの革新的なコラボレーションの可能性の追求。
シムラブロス (志村諭佳、志村健太郎) SHIMURAbros (Yuka and Kentaro SHIMURA) ビジュアルアート部門(映画/ビデオ/写真)
米国にて2ヶ月間の個人フェローシップ。日本国憲法の人権条項作成に寄与したベアテ・シロタ・ゴードンについて、彼女が若かりし頃に住んでいた米国、サンフランシスコにおいて調査を行う。
◆ 団体助成 – Grants to Institutions
一般社団法人オフィスアルブ OFFICE ALB パフォーミングアーツ部門(ダンス)
交流と国際協働制作のため、フィリピン、インド、インドネシアのアーティストと協働しフィールドワークやワークショップを実施。
ACC Saison Foundation Fellow *
*「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
◆ニューヨーク・フェローシップ – New York Fellowship (ニューヨーク 6ヶ月)
萩原雄太 パフォーミングアーツ部門(演劇)
ニューヨークにおける第二次大戦後の「オルタナティブシアター」の潮流を支えた「Democracy’s Body」についての調査。
ACC Saison Foundation Fellow *
大崎晴地 ビジュアルアート部門
障害と文化の歴史的背景及び現代のインクルーシブな文化形態に関する学際的な調査、また、コロナ以降の身体表現や体験型・参加型における新しいコミュニケーションモデル及び環境についての調査。
鈴木英倫子(すずえり)(ビジュアルアート部門)
主にソニック・アーツ・ユニオンの作品を中心とした、米国におけるメディア/サウンドアートにおける自作、改造、ハッキング楽器の歴史や、メイカームーブメントへの影響についての実態調査。
成瀬茉倫 (音楽部門)
ニューヨークにおける民族音楽の保護について、及び、米国の民族/民俗音楽の保護活動の実践と日本の島唄との関連性や適合性について調査。
*2022年度ACCNYグラントプログラムからの支援
◆ 個人フェローシップ – Individual Fellowship
秋田 祥 ビジュアルアート部門 (キュレーション)
米国NYにて2ヶ月間の個人フェローシップ。ACCグランティであるアーティストの故 古橋悌二が過ごしたニューヨークでの時間についての現地調査。
岩根 愛 ビジュアルアート部門 (映画/ビデオ/写真)
米国西海岸にて2ヶ月間の個人フェローシップ。環太平洋における鮭とコミュニティの文化についての現地調査と、エコロジカルな芸術実践の視察。
森あらた ビジュアルアート部門(映画/ビデオ/写真)
タイにて2ヶ月間の個人フェローシップ。現代のタイにおいて急増していると言われる LGBT霊媒師との交流や彼らから霊媒術の研修を受けることを目的としている。
渡辺真帆 パフォーミングアーツ部門(演劇)
ベトナム及びインドネシアにて2ヶ月間の個人フェローシップ。アジア各地の信仰・死生観を探求する長期プロジェクト「テラジア|隔離の時代を旅をする演劇」のコラボレーター達との共同調査。
ACC Saison Foundation Fellow *
◆ 団体助成 – Grants to Institutions
国際舞台芸術交流センター パフォーミングアーツ部門(ダンス、演劇)
北京拠点の振付家ヤン・ジェンが、世界各地の中華街に住む様々な来歴の家族とのコラボレーションを通して、中華アイデンティティとローカルアイデンティティの現代的あり方を探るプロジェクトに対する支援。
ACC Saison Foundation Fellow *
*「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
◆ニューヨーク・フェローシップ – New York Fellowship (ニューヨーク 6ヶ月)
三野新 (写真家・舞台作家)
ニューヨーク近代美術館のアーカイブにおけるエドワード・スタイケンの作品研究およびニューヨーク市とその周辺の現代視覚・舞台芸術の実態調査。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow*
田中みゆき(インディペンデント・キュレーター、プロデューサー、エディター)
障がい者に向けた分野横断的な企画制作のため、視覚・舞台芸術とデザインの交わりについて調査。
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund
◆ 個人フェローシップ – Individual Fellowship
キュンチョメ(ホンマエリ&ナブチ)(アートユニット)
ハワイにて4ヶ月間の共同個人フェローシップ。ハワイにおける日系移民/沖縄系移民の子孫たちのアイデンティティと文化の調査。
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund
清水チャートリー(作曲家、サウンド・アーティスト)
台湾にて6ヶ月間の個人フェローシップ。中国の伝統音楽と現代音楽の両方で「笙」がどのように使われているかを研究。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
◆ 団体助成 – Grants to Institutions
特定非営利活動法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション
2021年8月に予定されている、舞台作品「マハーバーラタ」に参加するアーティストによる音楽ワークショップとオープンフォーラム開催支援。
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund/ACC Saison Foundation Fellow*
国際舞台芸術交流センター
2021年2月に開催された、Performing Arts Meeting in Yokohama (TPAM) 2021におけるオンライン・ハイブリッドプログラムへの支援。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow*
「PROJECT SEED」バーチャル・アカデミー
/管理業務委託団体(Fiscal Sponsor):New York Foundation for the Arts
清水チャートリーとジュンイ・チョーによる、オンラインのウェビナーシリーズを通して、伝統的な東アジア楽器やその楽式を国際的な認知に広げていくバーチャルアカデミー「PROJECT SEED」の開催支援。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
◆ その他日本関連プログラム
李 佳 Jia Li(キュレーター)
日本の現代美術界における社会的実践を研究するための3ヶ月間の個人フェローシップ。
ACC China/Hong Kong/Macau Program
アタ・ウォン Chun Tat Ata Wong(演出家、振付家、俳優、ムーブメントコーチ、香港演芸学院講師)
日本の伝統的・現代的な芸術様式を調査するための6ヶ月間の個人フェローシップ。
ACC China/Hong Kong/Macau Program
忠泰美術館 Jut Art Museum
2021年に開催される大規模な展覧会「Drawing Ambience: Alvin Boyarsky and the Architectural Association」関連のプレゼンテーションを行う日米の基調講演者4名を支援するための3ヶ月間のプロジェクトグラント。
ACC Taiwan Program
台北当代芸術館 Museum of Contemporary Art Taipei
台湾のアーティストによる、香港、日本、インドネシアのアーティストとのディスカッションを行うポッドキャストシリーズ実施のための10ヶ月間のプロジェクトグラント。
ACC Taiwan Program
水谷藝術 Waley Art
台湾、韓国、日本、香港のアーティストによる、共同オンラインプログラム実施のための9ヶ月間のプロジェクトグラント。東アジアの現代アートにおける実験的なアートの実践、インターネット上のサブカルチャー、新たな社会問題に関する研究が共有される。
ACC Taiwan Program
*「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
◆渡航を伴わない国際交流支援プログラム(日本) – Japan Virtual Exchange Program
特定非営利活動法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション(演劇、ダンス・日本、インドネシア、マレーシア、タイ)
Bridge for the Arts and Education (Theater, Dance・Japan, Indonesia, Malaysia, Thailand)
新型コロナウイルスの影響で2021年に1年延期となった「マハーバーラタ」公演における、コラボレーション継続支援。
「マハーバーラタ」公演に参加する日本、インドネシア、マレーシア、タイのアーティストともにリモートで制作される映像作品の公開に伴い、2020年12月、インターネットでの公開カンファレンス実施への支援。カンファレンスでは、各国の参加アーティストとともに、リモート共同制作のプロセスや、アフターコロナにおける芸術活動などについて討議される。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
コラボラティブ・カタロギング・ジャパン(映画/ビデオ/写真・米国、日本)
Collaboratice Cataloging Japan (Film/Video/Photography・USA, Japan)
1970年代の日本におけるメディア・アートに関係する日米のアーティスト、研究者、アーキビスト、観客と巻き込んだ対話や調査、発表を通じたネットワーク構築を支援。通常海外への渡航の機会が限られる研究者やアーキビストにとっては貴重な対話と国際交流の機会になるとともに、現在消滅しつつある記録媒体を使用した作品をオンラインで公開することで、国際的にアクセスが可能となることを目指す。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
特定非営利活動法人ダンスボックス(ダンス・日本、ベトナム)
NPO Dance Box (Dance・Japan, Vietnam)
神戸におけるベトナム人コミュニティーとの文化交流活動に焦点をあてたプロジェクトの支援。ハノイのタンロン水上人形劇場とのコラボレーションによる映像のウェブ配信とともに、対話や交流のプログラムを展開することにより、文化の違いや世代の違いを超えた理解やつながりの構築を目指す。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
Don't Follow the Wind(ビジュアル・アート・米国、日本)
Don't Follow the Wind (Visual Art・USA, Japan)
2020年春、米国のキュレーターを招聘し実践されるはずだった調査にかわり、プロジェクト参加メンバーである日米のアーティストとキュレーターによる日本での共同調査とオンラインミーティング開催への追加支援。2011年の震災による福島原発事故後2015年に始まった「DON’T FOLLOW THE WIND」の初の英語版書籍の発刊に向けた活動となる。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
一般社団法人ドリフターズインターナショナル(パフォーミングアーツ 制作・日本、フィリピン、インドネシア、マレーシア)
Drifters International (Performing Arts/Arts Administration・Japan, Philippines, Indonesia, Malaysia)
アジア諸国における舞台芸術関係者による、交流や制作、批評のネットワークプロジェクト「Jejak-旅 Tabi Exchange: Wandering Asian Contemporary Performance」におけるオンラインでの実践を支援。日本・沖縄、フィリピン、インドネシア、マレーシア各地の参加者を中心としたネット上のトークや映像、プレゼンテーションを通じ、これまでの「Jejak-旅 Tabi Exchange」の実践を紹介するとともに、これまでと今後の活動履歴がアーカイブされ、創作や交流の種となる情報発信場所として機能するウェブサイトを制作。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
リージャン・スタジオ 麗江工作室(音楽・中国、台湾、日本)
Lijiang Studio Foundation (Music・China, Taiwan, Japan)
新型コロナウイルスの影響で2020年1-2月の実施が中断されていた、中国雲南省のリージャン・スタジオと、日本および中国、台湾各地のアーティストによる交流の継続支援。
中国、台湾、日本各地の女性サウンドアーティストを招き、インターネットを介したリモートでのオンラインイベントやコラボレーションを開催。2021年にコラボレーションの成果として、CD「Lijiang With/Out」をリリース予定。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
一般社団法人東京ビエンナーレ(ビジュアルアート・日本、米国、アジア諸国)
General Non-Profit Incorporated Organization Tokyo Biennale (Visual Art・Japan, USA, Asian countries)
東京ビエンナーレ 2020/2021の一部として、海外参加作家のインタビューとリサーチプロセスをウェブ上に公開するとともに、新たな芸術の実践形式に対応する、日、英、中、韓の多言語批評とメディア実践のためのプロジェクト「RELATIONS」のウェブ上の展開およびアーカイヴィングを支援。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
◆団体助成 – Grants to Institutions
東京都写真美術館(恵比寿映像祭)(映画/ビデオ/写真・日本、米国)
Tokyo Photographic Art Museum (Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions) (Film/Video/Photography・Japan, USA)
2020年2月開催の恵比寿映像祭におけるプログラム・キュレーターのアイリー・ナッシュ氏(インディペンデント・キュレーター)とヘイデン・ゲスト氏(ハーバード・フィルム・アーカイブ・ディレクター)の渡航滞在支援。恵比寿映像祭では、実験映画の分野とその歴史において重要であるにも関わらず日本での上映の機会がなかった映像作家の作品を公開するプログラムを開催。
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
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※1「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
◆ニューヨーク・フェローシップ – New York Fellowship (ニューヨーク 6ヶ月)
北條知子(サウンドアート、実験音楽)
フェミニズムと音楽(サウンド)の交点、また、オノ・ヨーコの活動に焦点を当てたサウンドアートと実験音楽のアーカイブリサーチ。
Tomoko Hojo (Sound Art, Experimental Music)
To conduct archival research on sound art and experimental music, with a particular focus on Yoko Ono and the intersection of feminism and sound.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
磯村暖(ヴィジュアルアート)
LGBTQや移民問題に焦点を当てたポリティカル&ソーシャルエンゲージドアートの潮流の調査。
Dan Isomura (Visual Art)
To observe trends in political and socially engaged art with a focus on LGBTQ and immigration issues.
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund/Porter A. McCray Fellow ※1
◆個人フェローシップ – Individual Fellowship
日本から – From Japan
河内崇(演劇 テクニカル・ディレクター、ステージ・マネージャー)2ヶ月
ニューヨークにて、演劇におけるテクニカル(技術)専門職の実践調査。
Takashi Kawachi (Theater – Technical Director, Stage Manager) 2 months
To observe technical theater practice in New York.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
嶋田美子(美術史)1ヶ月
1960-70年代における香港のオルタナティブアート教育の調査。
Yoshiko Shimada (Art History) 1 month
To research Hong Kong’s alternative art education of the 1960s and 70s.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
杉原信幸(ヴィジュアルアート)6ヶ月
台湾における原住民文化の調査とアーティストや研究者との交流。
Nobuyuki Sugihara (Visual Art) 6 months
To research on Taiwanese aboriginal culture, and exchange with artists and art professionals in Taiwan.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
日本へ – To Japan
マルガリータ・ブラッシュ(米国・演劇、人形劇)2ヶ月
日本における現代及び伝統双方における人形劇や文楽と、その実践を研究。
Margarita Blush (USA・Theater, Puppetry) 2 months
To study traditional puppetry and movement practice in Japan.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
カーステン・キャリー(米国・音楽)3ヶ月
本條秀慈郎(ACC2015年グランティ)および藤井黎元との交流における三味線奏法の学習。
Kirsten Carey (USA・Music) 3 months
To study shamisen technique with Hidejiro Honjo (ACC 2015) and Reigen Fujii.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
ジェイスン・ハワード(米国・ダンス)4ヶ月
神戸のNPOダンスボックスでのレジデンスプログラム参加。日本伝統の舞台芸術を学ぶとともに神戸とシカゴのダンスの交流活動。
J’Sun Howard (USA・Dance) 4 months
To undertake a residency at NPO Dance Box (ACC 2016) in Kobe, study traditional theater practice, and plan for future exchange of dancer/choreographers between Kobe and Chicago.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
シンユエ・チウ&シンイ・チウ 邱心悅 & 邱心依(台湾・音楽)2ヶ月
日本における三味線および薩摩琵琶の奏法学習を通じた、東アジア伝統音楽の調査。
Hsin-Yueh Chiu & Hsin-Yi Chiu (Taiwan・Music) 2 months
To study shamisen and Satsuma biwa technique in Japan to expand their understanding of East Asian classical music performance.
ACC Taiwan Program
◆団体助成 – Grants to Institutions
特定非営利法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション(日本・演劇、ダンス)2ヶ月
ジョグジャカルタ(インドネシア)において、カンボジア、インド、インドネシア、日本、マレーシア、タイのアーティストとともに、多文化ワークショップ開催を支援。
Bridge for the Arts and Education (Japan・Theater, Dance) 2 months
To support two months of cross-cultural workshops in Jogjakarta with performing artists from Japan and Southeast Asia.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Don’t Follow the Wind(日本・ビジュアルアート)1週間
Don’t Follow the Windプロジェクトの英語書籍発行のため、3名の米国人(Jason Waite, Eva Mattes, Franco Mattes)による、東京と福島における現地リサーチ実施支援
Don’t Follow the Wind (Japan・Visual Art) 1 week
To enable three Americans (Jason Waite, Eva Mattes, Franco Mattes) to undertake a research trip in Japan and lay the groundwork for the first English publication on Don’t Follow the Wind
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund
リージャン・スタジオ 麗江工作室(中国、日本・音楽)2ヶ月
中国雲南省のリージャン・スタジオと、北海道を拠点とするレジデンスプログラムの交流プログラムを支援。
Lijiang Studio Foundation (China, Japan・Music) 2 months
To support the Lijiang/Hokkaido Reciprocal Residency Program.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ Beijing Contemporary Art Foundation Program
国際舞台芸術交流センター (PARC) (日本・演劇、ダンス)1週間
TPAM(ティーパム) – 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2020におけるアジア諸国のアーティスト、アーツマネージャーの招聘支援
PARC ‐ Japan Center, Pacific Basin Arts Communication (Japan・theater, dance) 1 week
To enable artists and arts managers from across Asia to participate in the 2020 TPAM performing arts meeting in Yokohama, Japan
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
VT アートサロン(シンガポール、台湾・キュレトリアル)2ヶ月
冷戦時代の地政学の遺産である「island chain/アーキペラゴ(多東海)」を再構成する調査・展示プログラム「Island Hopping – Reversing Imperialism」の第二フェーズにおける、沖縄での調査とアーティストやアートの専門家との交流支援。
VT Art Salon (Singapore, Taiwan・Curatorial) 2 months
To support the second phase of Island Hopping— Reversing Imperialism, a research and exhibition program that reframes the “island chain” geopolitical legacy of the Cold War and initiates dialogue between Pacific Island nations.
ACC Taiwan Program
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※1「Porter A. McCray Fellow」は、ジョン・D・ロックフェラー三世基金の初代ディレクターであった氏の貢献を讃えて制定いたしました。
※2「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
◆ニューヨーク・フェローシップ・個人フェローシップ - New York Fellowship, Individual Fellowship
日本から - From Japan
エグリントン みか(演劇研究)6ヶ月 個人フェローシップ
台湾および米国におけるシェイクスピア演劇と現代演劇の研究調査。
Mika Eglinton (Theater)
A 6-month Individual Fellowship to research Shakespeare productions and contemporary theater in Taiwan and the U.S.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
マクイーン時田 深山(音楽)6ヶ月 NYフェローシップ
米国NYにて、音楽家や作曲家との交流、および現代音楽や即興についての研究調査。
Miyama McQueen-Tokita (Music)
A 6-month NY Fellowship to engage with musicians and composers and explore new music and improvisation
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
大坂紘一郎(キュレトリアル)6ヶ月 NYフェローシップ
米国NYにて、アート関係者との交流とコンテンポラリーアートの調査、および、今後の交流活動に資するネットワークづくり。
Koichiro Osaka (Curatorial)
A 6-month NY Fellowship to engage with the contemporary art world and develop networks for future exchange
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
津田道子(美術)6ヶ月 NYフェローシップ
米国NYにて、キュレーターやアーティストとの交流および、ジャドソンダンスシアターとイヴォンヌ・レイナーに関する作品調査。
Michiko Tsuda (Visual Art)
A 6-month NY Fellowship to research the Judson Dance Theater movement and the works of Yvonne Rainer
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund/Porter A. McCray Fellow ※2
山本卓卓(演劇)6ヶ月 NYフェローシップ
米国NYにて、人種や世代を超える演劇の物語性のありかたについての調査。
Suguru Yamamoto (Theater)
A 6-month NY Fellowship to explore theater narratives that transcend racial and generational boundaries
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
日本へ - To Japan
Cameron McKinney キャメロン・マッキニー(米国・ダンス)3ヶ月 個人フェローシップ
日本にて、ストリートダンスと舞踏の社会的共通性についての調査とダンスクラスやワークショップでの研修。
A 3-month Individual Fellowship to research street dance and butoh, and attend classes and workshops in Tokyo
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Julia Santoli ジュリア・サントーリ(米国・サウンドアート、パフォーマンス、美術)3ヶ月 個人フェローシップ
東京および京都を拠点とした実験音楽や身体表現としてのパフォーマンスアートの調査。
A 3-month Individual Fellowship to research experimental music and body-based performance arts in Tokyo and Kyoto
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
The Wooster Group ウースター・グループ(米国・演劇)1週間 団体助成
日本において、演出家・劇作家の岡田利規とのワークショップと交流活動および、京都における能楽の調査のための助成。
A Project Grant to support a 1-week artistic exchange in Japan, including workshops with theater director Toshiki Okada and research on Noh theater in Kyoto
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Weiwei Wang ウェイウェイ・ワン 王慰慰(中国・キュレトリアル)6ヶ月 個人フェローシップ
韓国、日本、台湾、香港、マカオ地域におけるコンテンポラリーアートのエコシステム(業界構造)の横断的調査。
A 6-month Individual Fellowship to conduct comparative research on contemporary art ecosystems in Korea, Japan, Taiwan, Hong Kong, and Macau.
ACC China/Hong Kong/Macau Program
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※1「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
※2「Porter A. McCray Fellow」は、ジョン・D・ロックフェラー三世基金の初代ディレクターであった氏の貢献を讃えて制定いたしました。
◆個人フェローシップ – Individual Fellowship
日本から – From Japan
橋本麻里(美術品修復)6ヶ月
米国ハワイ州ホノルルのPace Art Conservationにて、美術品修復の研修。
Mari Hashimoto (Conservation)
A 6-month fellowship to conduct conservation research at Pace Art Conservation in Honolulu, Hawaii.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
岩城京子(演劇)6ヶ月
米国における演劇において、どのように「他者」の声が表象されてきたのかを調査。
Kyoko Iwaki (Theater)
A 6-month month fellowship to conduct research on how non-dominant voices are represented in theater in the U.S.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
鎌田友介(美術)6ヶ月
文化、芸術、政治的観点から、米国に建てられた日本家屋に関する調査。フィリピンにて、アントニン・レーモンド建築の調査のための追加支援。
Yusuke Kamata (Visual Art)
A 6-month fellowship to research Japanese-style architecture in the U.S. as a lens into culture, art, and politics. Supplement to research on Antonin Raymond's architectural works in the Philippines.
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund/Porter A. McCray Fellow ※2
小谷野哲郎(音楽/ダンス)1ヶ月
2019年1-2月、タイのチェンマイにおいて、共同プロジェクト実施および伝統芸能、音楽文化に対する調査。
Tetsuro Koyano (Music/Dance)
A 1-month grant to undertake a collaborative project and to research traditional performing arts and music cultures in Chiangmai, Thailand, in January and February 2019.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
竹内公太(美術)6ヶ月
米国にて第二次世界大戦および原子力産業の現地調査。
Kota Takeuchi (Visual Art)
A 6-month fellowship to conduct research on World War II and nuclear industrial sites in the U.S.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
日本へ – To Japan
Douglas Brooks ダグラス・ブルックス(米国・工芸)3ヶ月
日本の伝統的な木造船制作の研究および中国の伝統造船における日本の造船の源の調査。中国、香港、マカオ、日本において調査実施。
A 3-month grant to study traditional boatbuilding in Japan and research its antecedents within the Chinese boatbuilding tradition.
マンダリンオリエンタルアーツフェローシッププログラム – Mandarin Oriental Arts Fellowship Program
Abigail Child アビゲイル・チャイルド(米国・映像写真)1ヶ月
三鷹天命反転住宅での滞在およびアーティストや批評家との交流、新作制作のための調査。
A month-long residency at Reversible Destiny Lofts in Tokyo to meet with artists and critics and to conduct research for a new film.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Jessica Grindstaff ジェシカ・グラインドスタッフ(米国・演劇)9週間
舞踏や文楽の調査。および、福島において視覚的聴覚的調査と人々からの話の聞き取りの実施、新作制作のための調査。
A 9- week fellowship to study with Butoh and Bunraku artists in Japan and to visit the Fukushima region to capture visual, aural, and personal stories, informing a new theater work.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
Bonnie Marranca ボニー・マランカ(米国・芸術批評)1ヶ月
東京の草月アートセンターに所蔵されるフルクサスのアーティストで英国の作曲家ディック・ヒギンズの「グラフィス」スコアの調査。
A 1-month grant to research Fluxus artist Dick Higgins’s unique Graphis scores in the archives of the Sogetsu Art Center in Tokyo.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※1
恩田晃 Aki Onda(米国・音楽)2ヶ月
フィリピン、インドネシア、日本にて、ホセ・マセダの現代実験音楽パフォーマンスにおける影響の調査。
A 2-month research trip to the Philippines, Indonesia, and Japan to trace the legacy of Dr. José M. Maceda’s influence on contemporary experimental performance.
ヒューマニティーズフェローシップ – Humanities Fellowship
Haeyun Park パク・ヘヨン(米国・美術史)6ヶ月
1970年代から90年代における環太平洋地域におけるビデオアートの発展についての調査。
A dissertation fellowship to conduct research in Japan on the trans-Pacific development of video art from the 1970s to the 1990s.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Fiona Templeton フィオナ・テンプルトン(米国・演劇)2ヶ月
日本の東北地方におけるイタコ調査、新作制作のための調査。
A 2-month fellowship to conduct research on the Itako shamans of northern Japan to inform a new theater work.
ヒューマニティーズフェローシップ – Humanities Fellowship
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※1「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
※2「Porter A. McCray Fellow」は、ジョン・D・ロックフェラー三世基金の初代ディレクターであった氏の貢献を讃えて制定いたしました。
◆個人助成 – Fellowship Grants to Individuals
日本から – From Japan
近藤愛助(美術)3ヶ月
米国にて、第二次世界大戦中の日系人収容施設における生活状況の調査。
Aisuke Kondo (Visual Art)
a three-month grant to conduct research on the living conditions of Japanese Americans interned in the United States during World War II.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
百瀬文(美術)6ヶ月
米国にてヴィト・アコンチの作品の調査、およびアーティストインレジデンシープログラムへの参加。
Aya Momose (Visual Art)
a six-month grant to conduct research on the work of American artist Vito Acconci, and participate in an artist residency program in the United States.
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund/Porter A. McCray Fellow ※1
中村茜(アーツアドミニストレーション)6ヶ月
東南アジアにおけるパフォーミング・アーツの現況調査及びアジアにおけるアーティストの制作環境についての調査。
Akane Nakamura (Arts Administration)
a six-month grant to conduct research on the current state of performing arts in Southeast Asia, and learn more about platforms for contemporary artistic productions in Asia.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
進藤冬華(美術)6ヶ月
米国にて、明治時代の北海道開拓顧問であったホーレス・ケプロンに関する調査、およびアーティストインレジデンシープログラムへの参加。
Fuyuka Shindo (Visual Art)
a six-month grant to conduct research on Horace Capron, an adviser for the development of Hokkaido during Japan’s Meiji era, and participate in an artist residency program in the United States.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/Kimpei Nakamura Fellow ※3
山崎阿弥(美術/パフォーミング・アーツ)6ヶ月
ニューヨークにおける詩の文化や、さまざまな領域における芸術の調査、および、アーティスト、キュレーター、一般市民へのインタビューの実施。
Ami Yamasaki (Visual Art/Performing Arts)
a six-month grant to research on the poetry scene and the art forms in a wide range of disciplines, and to conduct interviews with artists, curators, and locals in New York City.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
横山義志(演劇)6ヶ月
米国で活動するアジアのパフォーミングアーティストおよびパフォーマンススタディーズの思考法の調査。
Yoshiji Yokoyama (Theater)
a six-month grant to research Asian performing artists who are based in the United States and study current methods in the performance studies field.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
日本へ – To Japan
Johann Dietrich ヨハン・ディートリッヒ(アメリカ・美術/サウンドアート)3週間
京都在住のサウンドアーティスト柳沢英輔氏と協働し、京都のサウンドスケープにおける聞かれることのない微細で弱い音の調査。
A three-week collaboration with Kyoto-based sound artist Eisuke Yanagisawa to research the unheard, subtle, and “weak” sounds of Kyoto’s soundscape.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Yanghee Lee ヤンヒー・リー(アメリカ・ダンス)3ヶ月
富山県で開催される鈴木忠志氏の世界演劇祭「利賀フェスティバル」への参加、および、東京、京都にてダンス・演劇の調査。
Participation in Tadashi Suzuki’s Toga International Arts Festival in Toyama prefecture and exploration into dance and theater activities in Tokyo and Kyoto during a three-month grant.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/ACC Saison Foundation Fellow ※2
Ming-Hua Yeh 葉名樺 イェ・ミンファ(台湾・ダンス)3ヶ月
日本における古典舞踊とコンテンポラリーダンスの調査。
Research into and observation of traditional and contemporary dance in Japan during a three-month grant.
ACC台湾ファウンデーションフェローシッププログラム – ACC Taiwan Foundation Fellowship Program
Zac Zinger ザック・ジンガー(アメリカ・音楽/尺八)4ヶ月
東京にて、日本の伝統音楽の調査。
Research into traditional Japanese music in Tokyo during a four-month fellowship.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
◆団体助成 – Grants to Institutions
アーツ前橋 Arts Maebashi – Gunma, Japan
米国のアーティスト マシュー・ムーア氏のアーツ前橋における2016年秋の企画展への参加および滞在制作のための渡航滞在支援。
the participation of American visual artist Matthew Moore in a residency program and group show at Arts Maebashi in fall 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Asia Society アジア・ソサエティ – New York City, US
2016年3月、演劇作品「Recycling: Washi Tales」における日本からの出演者の渡航滞在支援。
the participation of artists and performers from Japan in the production Recycling: Washi Tales in March 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
特定非営利活動法人ダンスボックス NPO Dance Box – Hyogo, Japan
2017年5月、ダンスボックスのレジデンス事業における、シカゴ(米国)から招聘するダンサーダレル・ジョーンズとカンパニーダンサー渡航滞在調査支援。
to support the participation of choreographer Darrell Jones and his company dancer from Chicago in a collaborative residency in Dance Box, Kobe, Japan in May 2017.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
ISSUE Project Room イシュー・プロジェクト・ルーム – New York City, US
2016年11月、NYブルックリンのイシュー・プロジェクト・ルームにて、ニューヨーク拠点の作曲家・パフォーマーの恩田晃氏とのパフォーマンス参加のための西原尚氏の渡航滞在費支援。
To support Nao Nishihara’s collaborative performance with New York-based composer and performert Aki Onda at ISSUE Project Room in Brooklyn in November 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
The Museum of Modern Art (MoMA) ニューヨーク近代美術館 – New York City, US
2016年6月25日〜7月14日、ニューヨーク近代美術館で開催された河瀬直美作品スクリーニングにおける、映画監督 河瀬直美氏の参加およびトークショー出演のための渡航支援。
to support the participation of Japanese film director Naomi Kawase to present and talk at her retrospective screening at MoMA from June 25 – July 14, 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Trisha Brown Dance Company トリシャ・ブラウン・ダンスカンパニー – New York City, US
2016年3月、京都国際舞台芸術フェスティバル「KYOTO EXPERIMENT」への参加のための渡航滞在支援。
The company’s participation in the festival KYOTO EXPERIMENT in March 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
恵比寿映像祭 東京都写真美術館 Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions (Tokyo Photographic Art Museum) – Tokyo, Japan
2017年2月、恵比寿映像祭への参加のため来日する中国アニメーション作家 Lei Lei(レイ・レイ)の渡航滞在支援。
to support Chinese Artist Lei Lei’s participation in the 2017 Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions in February, 2017.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
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※1「Porter A. McCray Fellow」は、ジョン・D・ロックフェラー三世基金の初代ディレクターであった氏の貢献を讃えて制定いたしました。
※2「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
※3「Kimpei Nakamura Fellow」は、美術家・中村錦平氏(1970年グランティ)のACCへのご支援を讃えて制定いたしました。
◆個人助成 – Fellowship Grants to Individuals
日本から – From Japan
鮎沢京吾(本條秀慈郎)(音楽/三味線)6ヶ月
米国における現代音楽の調査および、アーティスト、音楽家、研究者との交流。
Keigo Ayusawa (Hidejiro Honjo) (Music)
for a six-month grant to conduct research on contemporary music, and to meet artists, musicians, and scholars.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/Kimpei Nakamura Fellow ※1
AKI INOMATA(美術)3ヶ月
米国における現代美術の調査および、アーティストやキュレーターとの交流。アーティストインレジデンシープログラムにおいての作品制作。
AKI INOMATA (Visual Art)
for a three-month grant to observe contemporary art activities, meet artists and curators, and participate in an artist residency program in the United States.
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund
北村明子(ダンス)3ヶ月
カンボジア、ミャンマー、インドにおける伝統舞踊ならびに武術の調査。
Akiko Kitamura (Dance)
for a three-month grant to conduct research on traditional dance and martial arts in Cambodia, Myanmar, and India.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/Saison Foundation Fellow ※2
宮内康乃(音楽/作曲)6ヶ月
米国における現代音楽やパフォーミングアーツの調査および、アーティストやキュレーターとの交流。
Yasuno Miyauchi (music)
for a six-month grant to conduct research on contemporary music, meet artists and curators, and observe performing arts activities in the U.S.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program/Saison Foundation Fellow ※2
西原尚(美術/サウンドアート)6ヶ月
米国における現代美術の調査および、アーティスト、音楽家、研究者との交流。
Nao Nishihara (Visual Art)
for a six-month grant to observe contemporary art activities, visit museums and galleries, and meet artists and curators in the U.S.
日米芸術交流プログラム/ブランシェット・ロックフェラー奨学基金 – Japan-United States Arts Program/BHR Memorial Fund/Porter A. McCray Fellow ※3
西川浩平(音楽/笛)3ヶ月
台湾における鼻笛の伝統の調査。
Kohei Nishikawa (Music)
for a three-month grant to conduct research on the nose flute tradition in Taiwan.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
日本へ – To Japan
Dungi Sumi 舒米如妮 スミ・ドゥンギ(台湾・美術)1ヶ月
日本における地域活性化事業としての芸術活動に関する事例調査。
to support a one-month trip to research various models of community-building through art activities in Japan.
ACC台湾ファウンデーションフェローシッププログラム – ACC Taiwan Foundation Fellowship Program
David Neumann ディヴィッド・ニューマン(アメリカ・演劇)2週間
日本における能の調査および、能や現代演劇関係者との交流。
to support a two-week trip to Japan in order to observe performances at the National Noh Theater and meet with members of the traditional dance and theater communities in Tokyo.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Michael Pestel マイケル・ペステル(アメリカ・音楽)2ヶ月
東京のミュージシャン及びアーティストとの共演、共同制作のための渡航支援。
to support travel to Japan in order to perform and collaborate with musicians and artists in Tokyo.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Nhat Tran ナット・トラン(アメリカ・美術)2ヶ月
2015年10月〜12月、京都市立芸術大学において、客員研究員として漆技術調査のための滞在支援。
to support participation as a guest researcher at the Kyoto City University of Arts in the use of urushi lacquer in large-scale public art from October to December 2015.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
◆団体助成 – Grants to Institutions
Fractured Atlas (Line Storm Productions) – Bethany, CT, U.S.
2016年6月演劇作品「Recycling: Washi Tales」の日本初演にむけた制作における、アメリカの劇作家 Elise Thoron エリース・ソーロン氏、俳優のKaren Kandel カレン・カンデル氏の京都と東京への渡航滞在支援。
to enable American collaborators Elise Thoron and Karen Kandel to travel to Kyoto and Tokyo in order to prepare for the Japanese premiere of Recycling: Washi Tales in June 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Fringe Arts – Philadelphia, PA, U.S.
2016年1月〜2月、劇作家 岡田利規氏の最新作「God Bless Baseball」のアメリカツアーにおける岡田氏および出演者の渡航費支援。
To support the participation of playwright Toshiki Okada and performers from Japan on the U.S. tour of Okada’s newest project, God Bless Baseball, in January and February 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
ISSUE Project Room – New York, NY, U.S.
2015年9月、音楽家 鈴木昭男氏の2週間の公演ツアーにおける渡航支援。
to support the participation of Akio Suzuki on a two-week tour in September 2015.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Japan Society – New York, NY, U.S.
2016年3月、音楽家 大友良英氏のジャパンソサエティにおける作品制作レジデンシープログラム参加のための渡航費支援。
to support the participation of Japanese experimental artist Otomo Yoshihide in a collaborative residency at Japan Society in May 2016.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
Music From Japan – New York, NY, U.S.
作曲家の望月京氏および音楽学者の沼野雄司氏の、第41回ミュージック・フロム・ジャパンにおけるパブリックプログラム参加のための渡航費支援。
to enable composer Misato Mochizuki and musicologist Yuji Numano to participate in public programs in connection with Music From Japan’s 41st season.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
国際舞台芸術交流センター (PARC) – Tokyo, Japan
2015年12月開催のサウンド・ライブ・トーキョーに参加するウースター・グループの渡航費支援。
to support the participation of the Wooster Group in Sound Live Tokyo in December 2015.
日米芸術交流プログラム – Japan-United States Arts Program
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※1「Kimpei Nakamura Fellow」は、美術家・中村錦平氏(1970年グランティ)のACCへのご支援を讃えて制定いたしました。
※2「ACC Saison Foundation Fellow」は、公益財団法人セゾン文化財団による助成金が充当される活動に授与しています。
※3「Porter A. McCray Fellow」は、ジョン・D・ロックフェラー三世基金の初代ディレクターであった氏の貢献を讃えて制定いたしました。
◆個人フェローシップ(助成年度順)*1963〜2021年まで 計 354 名
・1963年~1969年
・1970年~1979年
・1980年~1989年
・1990年~1999年
・2000年~2009年
・2010年〜2021年
◆団体助成(助成年度順)*1963〜2021年まで 計 54 団体
◆プロジェクト参加者・団体名 *1963〜2020年まで 計 262 名、14 団体
・1964年~1969年
・1970年~1979年
・1980年~1989年
・1990年~1999年
・2000年~2009年
・2010年~2020年
2022年1月現在
リストの表記ならび内容はACCでの記録をもとに作成しておりますが、まちがいや訂正箇所がありましたら、ACC Japan officeまでご連絡いただけますと幸いです。