アーティストの毛利悠子さん(ACC2014) が第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館代表作家として、イ・スッキョンさんのキュレーションにより展示をしています。

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毛利の創作の実践の特徴は、日用品の多用とありふれた状況の変容性への着眼にある。本展のインスタレーション《モレモレ》は、地殻変動が活発な東京の地下鉄構内で散見される水漏れという小さな日常的な「危機」に対し、駅員たちがペットボトルやバケツ、ホースといった日用品で器用仕事(ブリコラージュ)的に対処する方法に着想を得ている。作品は、毛利が日本館で作為的に起こした水漏れを、ヴェネチア近郊の古道具屋や家具屋、蚤の市などで入手したさまざまな日用品を駆使してそれに即興的に対処した結果として提示される。
(ヴェネチア・ビエンナーレ日本館公式サイトより転載)

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