2012年7月20日〜、大江能楽堂(京都)

茂山あきらさん(1984, 2000*年グランティ)による伝統芸能トレーニングが開催され、現在、参加者を募集しています。

今年で28回を迎えるトラディショナル・シアター・トレーニング(T.T.T.)は、舞台芸術に携わる人を対象とした3週間の伝統芸能トレーニングです。講義・稽古・発表の3つのプロセスによって、日本の伝統芸能の技術と精神を学び、自らの表現・研究活動の一助とすることを目指します。

日程:
①7月20日(金) 18:00~ オリエンテーション、ワークショップ
②7月21日(土)、22日(日) 終日 ワークショップ
これから始まるカリキュラムについて説明の後、レクチャーや鑑賞を通して様々な分野の伝統芸能について学びます。日本の芸能の変遷やその特徴を理解し、それぞれが稽古をしている分野がどのような位置に存在するのかを把握することを目的とします。
多岐にわたる日本の伝統芸能について網羅的に学ぶ講座ですので、初めて伝統芸能に触れる方にもわかりやすく、舞台に携わる人だけではなく、知識や教養を深めたい方にも適したプログラムです。※ワークショップのみの受講も可能です。(後日募集)

③7月23日(月)~8月9日(木) トレーニング
13:00 ~  自主練習(参加は必須ではありません)
18:30 ~  講師による稽古(約2 ~ 3 時間)
※ 期間中2~3 日の休みがあります。
-受講生は、 能・狂言・日本舞踊の各コース( 8 名程度)に分かれ、稽古を行います。演目の習得だけでなく、稽古を通じて伝統芸能の精神性を体感することが狙いです。

④8月10日(金)  発表会
-能舞台で3週間のトレーニングの成果を発表します。発表会では装束をつけて舞台に立ちます。
(2011年度の演目)
能:仕舞「敦盛クセ」「岩船キリ」「春栄」「養老キリ」
狂言:狂言「しびり」小舞「府中」「神鳴」
日本舞踊:「黒髪」「賤の小田巻」「高砂」「藤娘」「松の緑」
※演目は、受講生の適性や意向を反映し、講師が決定します。 

講師:
(能) 片山伸吾、田茂井廣道、大江信行〔観世流〕
(狂言) 茂山あきら、丸石やすし、茂山童司 〔大蔵流〕
(日本舞踊) 若柳弥生〔若柳流〕

会場
・オリエンテーション、ワークショップ、トレーニング:京都芸術センター
・発表会:大江能楽堂(京都市中京区押小路柳馬場東入橘町)

参加申込
(1)応募資格
①演劇・ダンスなど、舞台芸術に関わる表現活動もしくは研究活動を行っている方
②原則として、オリエンテーションから発表会まですべてのスケジュールに参加できる方

(2)受講料 
一般:70,000円 
学生・アーティスト(プロとして活躍されている方。※審査あり):50,000円

※2回目以降の参加者はリピーター割引として
一般 50,000円 学生・アーティスト 40,000円

※4月15日までにお申し込みされた方は受講料を5,000円値引きします!

(3)定員:24名(能・狂言・日本舞踊 各コース8名程度)

(4)申込方法:応募用紙をダウンロード(1月下旬開始予定)、所定の項目を記入し、京都芸術センターにご郵送ください(直接持参可)。

(5)応募期間
2012年2月1日(水)~6月30日(土)(必着)
応募書類は締切を待たずその都度選考し、結果を通知します。定員になり次第、募集を打ち切ります。

※7月20日~22日のみの伝統芸能ワークショップのお申し込みも可能です。

詳しくは、こちらご覧ください。 http://www.kac.or.jp/bi/259