2011年7月24日〜8月9日、天王洲銀河劇場(東京)

常田景子さん(1999年グランティ)が翻訳を務められました、舞台、「太陽に灼かれて」が公演中です。

1936年、モスクワ郊外の美しい村。  
ロシア革命の英雄コトフ大佐は、若く美しい妻マルーシャと娘のナージャ、そしてその家族と平和な日々を送っていた。だが、ある夏の日、彼らの前に一人の男が現れ、平穏な日々が崩れ始める。男の名はミーチャ(ドミトリ)。彼はマルーシャの幼馴染であり、将来を約束した恋人であった。しかし11年前、彼はマルーシャに何も告げることなく突然姿を消した。マルーシャは彼を想い泣き続けたが、彼の安否はわからなかった。そしてその後、彼女はコトフと結婚をし、愛する娘、ナージャが生まれたのであった。  彼の突然の生還を歓迎するムードのなか、マルーシャとコトフは彼の存在を不気味に感じている。そんななか、ミーチャは自分が姿を消した真相を、家に住む全員の前で、まだ幼いナージャに語り始めた・・・。11年前、ミーチャを軍の司令で無理やり戦地へ向かわせ、その間、家族のもとへ戻れないように指示したのは、コトフ大佐だった、と。ミーチャは戦地に出向いている間、マルーシャを想い続け、家に戻りたいという一心で国のために働いたが、ようやく帰してもらえた時には、すでに愛する人には家族があり、自分の存在は完全に忘れられていた、と・・・。 真実を知り、夫を責めるマルーシャだったが、自ら愛して選んだ夫と、娘ナージャへの愛情に偽りはないことにあらためて気が付き、ミーチャへの想いを絶つことを決意する。しかし2人は、ミーチャが計画した本当の復讐劇をまだ知らなかった・・・。

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公演日程:2011年7月24日(日)~8月9日(火)  会場:天王洲 銀河劇場
(全席指定・税込)9,000円

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