2011年11月17日、東京藝術大学上野校地、美術学部中央棟第一講義室(東京)
奥村雄樹さん(2005年グランティ)が企画されたアーティストのジュン・ヤン氏による特別講義が開催されます。
本講義の一部は藤井光さんによってビデオカメラで撮影され、奥村雄樹さんの映像作品の素材として使用されます。出来上がった作品は、12月11日から東京藝術大学で行われる「博士審査展」の中で、個展形式で発表される予定です。
ジュン・ヤン「忘却と記憶についての短いレクチャー」
Jun Yang: A Short Lecture on Forgetting and Remembering
講師 ジュン・ヤン
講義内容 これまでの作品やプロジェクトについて、その背景にある考えについて
通訳 小林禮子
企画 美術研究科博士後期課程3年 奥村雄樹
協力 絵画科油画、シュウゴアーツ
場所 美術学部中央棟第一講義室(東京藝術大学上野校地)
日時 2011年11月17日 18:00~20:00
対象 誰でも参加自由
ジュン・ヤン 略歴
1975年中華人民共和国生まれ。1979年にオーストリアに移住、現在はウィーン・台北・横浜を拠点に活動。複数の文化・言語・国家の間を往来した自身の経験をもとに、記憶の不確かさやアイデンティティの揺らぎなどをテーマとして作品を制作。映像作品を多く手がけるほか、台北コンテンポラリー・アート・センターの設立に関わるなど、展覧会という枠を越えて様々なプロジェクトを展開する。
主な展覧会に、ヴェネチア・ビエンナーレ 2005、リヴァプール・ビエンナーレ 2006、台北ビエンナーレ2008など。2010年には、シュウゴアーツ(東京)にて個展「忘却と記憶についての短い物語」を開催。現在、Art SonjeCenter(ソウル)にて「City Within the City」展に参加中。また、各地のキュレーター・批評家・翻訳家を巻き込みながら、様々な綴りで表記された自身の名前のひとつひとつを冠した複数のアーティスト・ブックの制作を進めている。
参考URL:
http://shugoarts.com/en/artists/jun-jang/
http://www.art-it.asia/u/admin_ed_contri6/mfAZhbou1XQleaHiKVUp/?lang=en
http://artforum.com/words/id=25194