『ロックフェラー家と日本 -日米交流をつむいだ人々-』
アメリカのロックフェラー家と日本の友好関係を改めて紐解く『ロックフェラー家と日本― 日米交流をつむいだ人々 ―』が発売中です。ACCとその前身であるロックフェラー三世基金(JDR3rd Fund)も触れられております。
著者の加藤幹雄さんは、国際文化会館の元常務理事であり、ACC50周年記念チャリティー事業実行委員およびBHR奨学基金募金実行委員会副委員長としても大きなご支援を頂いている方です。
この度、加藤幹雄さんより以下にコメントいただきました。
「半世紀前、ACCの前身JDR三世基金を創設し、今もACCの運営を支え続けているロックフェラー家と日本とのつながりは、意外に深く、長い。
なかでも突出しているのが、初代の孫にあたるジョン・デイヴィソン・ロックフェラーが、国際文化会館創設者の松本重治らと協力して戦後の日米関係とりわけ文化関係の再構築に果たした役割であります。ジョンと松本の関係を間近にみてきた著者が、ロックフェラー家の初代から第五世代までの主要人物を追い、一家が果たした近代フィランソロピー展開の主柱でもあった日米文化交流の歩みをたどったこの著作『ロックフェラー家と日本』は、ACCがアメリカとアジア諸国との間の芸術交流とアジアのアーテイスト育成に果たしてきた足跡についても丹念にたどっています。
ACCグランテイの方々やACC関係者のみならず、広く戦後日米関係に興味のある方々にも読み応えがある本です。
一般書店でも、アマゾンでも購入できます。 加藤幹雄」
是非ご覧ください。
『ロックフェラー家と日本― 日米交流をつむいだ人々 ―』
著者:加藤幹雄
発売日:2015年12月22日
体裁:単行本、304ページ
出版社:岩波書店
定価:本体 ¥2,500 + 税
詳しくは:https://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-002601
amazonでも購入可。