ACCでは、2014年5月、NY本部にて開催された理事会において、「堤清二フェローシップ (Seiji Tsutsumi Fellowship)」の制定が決議されました。
 これは、1983年、ACCの「日米芸術交流プログラム」が堤清二氏の支援により設立されて以来、約30年に渡りACCの理事として務め、また、公益財団法人セゾン文化財団との他に類を見ない協力支援関係を可能とした、氏のACCへの多大な功績を讃えるものです。
 また、氏は日本における最も寛大な芸術界におけるパトロンとして知られるとともに優れた詩人・作家であり、生涯にわたり日米における友好関係の確立へご尽力されました。
 芸術は地理的な境界を超え、国際的な理解と敬意を育む特別の意味を担うという氏の信念を記念し、ACCの「日米芸術交流プログラム」の支援をうける個人に「堤清二フェローシップ」は、毎年授与されてまいります。
 2014年度、最初の「堤清二フェローシップ (Seiji Tsutsumi Fellowship)」は、四方田犬彦さんに授与されます。